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ロビンソン
新しい季節は
なぜか
せつない日々で
河原の道を
自転車で
走る君を
追いかけた
思い出の
レコードと
大げさな
エピソードを
疲れた肩に
ぶらさげて
しかめつら
まぶしそうに
同じセリフ
同じ時
思わず口に
するような
ありふれた
この魔法で
つくり上げたよ
誰も触われない
二人だけの国
君の手を
離さぬように
大きな力で
空に浮かべたら
ルララ
宇宙の風に乗る
片隅に
捨てられて
呼吸をやめない猫も
どこか似ている
抱き上げて
無理やりに
頬よせるよ
いつもの交差点で
見上げた丸い窓は
うす汚れてる
ぎりぎりの
三日月も
僕を見てた
待ちぶせた
夢のほとり
驚いた君の瞳
そして僕ら
今ここで
生まれ変わるよ
誰も触われない
二人だけの国
終わらない
歌ばらまいて
大きな力で
空に浮かべたら
ルララ
宇宙の風に乗る
大きな力で
空に浮かべたら
ルララ
宇宙の風に乗る
ルララ
宇宙の風に乗る
Release
1995.04.05.
COVER
2013.10.23.
LIVE
2018.03.04.
monochrome
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空も飛べるはず
幼い微熱を
下げられないまま
神様の影を恐れて
隠したナイフが
似合わない僕を
おどけた歌で
なぐさめた
色褪せながら
ひび割れながら
輝くすべを
求めて
君と出会った奇跡が
この胸に
あふれてる
きっと今は自由に
空も飛べるはず
夢を濡らした涙が
海原へ流れたら
ずっとそばで
笑っていてほしい
切り札にしてた
見えすいた嘘は
満月の夜に
やぶいた
はかなく揺れる
髪のにおいで
深い眠りから
覚めて
君と出会った奇跡が
この胸に
あふれてる
きっと今は自由に
空も飛べるはず
ゴミできらめく世界が
僕たちを拒んでも
ずっとそばで
笑っていてほしい
君と出会った奇跡が
この胸に
あふれてる
きっと今は自由に
空も飛べるはず
夢を濡らした涙が
海原へ流れたら
ずっとそばで
笑っていてほしい
Release
1994.04.25.
COVER
2013.10.26.
LIVE
2014.07.20.
夏
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楓
忘れはしないよ
時が流れても
いたずらな
やりとりや
心のトゲさえも
君が笑えばもう
小さく丸く
なっていたこと
かわるがわる
のぞいた穴から
何を見てたかなぁ?
一人きりじゃ
叶えられない
夢もあったけれど
さよなら
君の声を
抱いて
歩いていく
ああ
僕のままで
どこまで
届くだろう
探していたのさ
君と会う日まで
今じゃ
懐かしい言葉
ガラスの向こうには
水玉の雲が
散らかっていた
あの日まで
風が吹いて
飛ばされそうな
軽いタマシイで
他人と
同じような幸せを
信じていたのに
これから
傷ついたり
誰か
傷つけても
ああ
僕のままで
どこまで
届くだろう
瞬きするほど
長い季節が来て
呼び合う名前が
こだまし始める
聞こえる?
さよなら
君の声を
抱いて歩いて行く
ああ
僕のままで
どこまで
届くだろう
ああ
君の声を
抱いて歩いて行く
ああ
僕のままで
どこまで
届くだろう
ああ
君の声を・・・
Release
1998.07.07.
COVER
2017.12.20.
LIVE
2017.09.10.
Evergreen
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運命の人
バスの揺れ方で
人生の意味が
解かった日曜日
でもさ
君は運命の人だから
強く手を握るよ
ここにいるのは
優しいだけじゃなく
偉大な獣
愛はコンビニでも
買えるけれど
もう少し探そうよ
変な下着に
夢がはじけて
たたき合って笑うよ
余計な事は
しすぎるほどいいよ
扉開けたら
走る 遥か
この地球の果てまで
悪あがきでも
呼吸しながら
君を乗せて行く
アイニ―ジュ―
あえて
無料のユ―トピアも
汚れた靴で
通り過ぎるのさ
自力で見つけよう
神様
晴れて
望み通り投げた
ボールが
向こう岸に届いた
いつも
もらいあくびした後で
涙目 茜空
悲しい話は
消えないけれど
もっと輝く明日!!
走る 遥か
この地球の果てまで
恥ずかしくても
まるでダメでも
かっこつけて行く
アイニ―ジュ―
いつか
つまづいた時には
横にいるから
ふらつきながら
二人で見つけよう
神様 神様 神様
君となら・・・
このまま
このまま
このまま
君となら・・・
走る 遥か
この地球の果てまで
悪あがきでも
呼吸しながら
君を乗せて行く
アイニ―ジュ―
あえて
無料のユ―トピアも
汚れた靴で
通り過ぎるのさ
自力で見つけよう
神様
Release
1997.11.27.
-
君が思い出になる前に
あの日もここで
はみ出しそうな
君の笑顔を見た
水の色も
風のにおいも
変わったね
明日の朝
僕は船に乗り
離ればなれになる
夢に見た
君との旅路は
かなわない
きっと僕ら
導かれるままには
歩き続けられない
二度と
これからは
君が思い出になる前に
もう一度
笑ってみせて
優しいふりだって
いいから
子供の目で
僕を困らせて
ふれあう度に
嘘も言えず
けんかばかりしてた
かたまりになって
坂道をころげてく
追い求めた
影も光も
消え去り
今はただ
君の耳と鼻の形が
愛しい
忘れないで
二人重ねた日々は
この世に
生きた意味を
越えていたことを
君が思い出になる前に
もう一度
笑ってみせて
冷たい風に
吹かれながら
虹のように
今日は逃げないで
君が思い出になる前に
もう一度
笑ってみせて
優しいふりだって
いいから
子供の目で
僕を困らせて
君が思い出になる前に
もう一度
笑ってみせて
冷たい風に
吹かれながら
虹のように
今日は逃げないで
Release
1993.10.25.
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チェリー
君を忘れない
曲がりくねった
道を行く
産まれたての太陽と
夢を渡る
黄色い砂
二度と戻れない
くすぐり合って
転げた日
きっと
想像した以上に
騒がしい未来が
僕を待ってる
「愛してる」
の響きだけで
強くなれる
気がしたよ
ささやかな喜びを
つぶれるほど
抱きしめて
こぼれそうな思い
汚れた手で
書き上げた
あの手紙は
すぐにでも
捨てて欲しいと
言ったのに
少しだけ眠い
冷たい水で
こじあけて
今
せかされるように
飛ばされるように
通り過ぎてく
「愛してる」
の響きだけで
強くなれる
気がしたよ
いつかまた
この場所で
君とめぐり会いたい
どんなに歩いても
たどりつけない
心の雪で
ぬれた頬
悪魔のふりして
切り裂いた歌を
春の風に舞う
花びらに変えて
君を忘れない
曲がりくねった
道を行く
きっと
想像した以上に
騒がしい未来が
僕を待ってる
「愛してる」
の響きだけで
強くなれる
気がしたよ
ささやかな喜びを
つぶれるほど
抱きしめて
ズルしても
真面目にも
生きてゆける
気がしたよ
いつかまた
この場所で
君とめぐり会いたい
Release
1996.04.10.
配信LIVE
2020.9.6.
あなたと私
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仲良し
いつも仲良しで
いいよねって
言われて
でもどこか
ブルーになってた
あれは恋だった
何度も口の中
つぶやいてみた
かすかな
イメージだけを
追い求めてた
時は
こぼれていくよ
ちゃちな夢の世界も
すぐに
広がっていくよ
君は色褪せぬまま
悪ふざけで
飛べたのさ
気のせいだと
悟られずに
いられたなら
サンダル履きの
足指に見とれた
小さな花咲かせた
あれは恋だった
時はこぼれていくよ
ちゃちな夢の世界も
すぐに
広がっていくよ
君は色褪せぬまま
雨上がりの
切れ間から
差し込む
陽の光たち
街を洗う
いつも仲良しで
いいよねって
言われて
でもどこか
ブルーになってた
あれは恋だった
Release
1998.03.25.